 |
| このジャケットの雰囲気そのままだったら、もっと好きになれるかもなぁ。 |
なぜか、ピチピチ感がありませんでした。
いえ、いいんです、ピチピチじゃなくたって。
アルバム・ジャケットのようにうつむきがちでも、いいんです。
でもね、本人はピチピチ路線をはずそうとしているわけではなさそうで、
かと言って、おもいっきりそっちに傾くのかと思いきや、どうやらそうじゃない。
なんというか、中庸を行って損しちゃったかも、という印象だったのです。
ダフィーの初来日ショウケース@恵比寿リキッドルーム。
歌っている歌、それに外見のルックスやパフォーマンスの振り付け、すべてが彼女言うところの「ノスタルジック」なアイシングでコーティングされているのです(「レトロ」と言ってはいけないらしい)。友人は「五月みどりを見ているみたいだ」と言ってましたが、それもまた言い得て妙。もちろん、若い頃の、ですよ。
歌は歌えるのに、それ以外の部分が演出過剰に思えたのは、私だけでしょうか?
かといって、動きにはレパートリーがないんですよね。手は、ペンギンのまねする時みたいに、下へまっすぐ下ろしてクッと90度にそらせる。このポーズが1番のお得意とみた。ステップも、古き良き時代を思わせ、レイドバックしているのがいいのか悪いのか、すごーく判断が難しい。
2年前、エイミー・ワインハウスを観た時の強烈なインパクトには到底及ばず、でも、バンドに関して言うなら、今年観たアデルのバックバンドよりは遥かにいい演奏を聴かせてました。それに、アデルは天然娘だけど、ダフィーはもっとしたたかそうですね(したたかそうな雰囲気、って嫌いじゃないです)。
観客には男性が多かったそうですが、正直、あの娘に食いついて行く30代日本人男性っていうのが、あまり想像つかないのです。
きっと、基本はUK音楽ファンなんでしょうね。っていうか、そうであってほしい。全然畑違いのところから、彼女の何かを求めて集っているのだとしたら、それはちょっと怖い。