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アナ、ベイビーダディ&パディ・なごやかインタビュー |
| Interview 2 with Ana,Babydaddy & Paddy(Aug,2006) |
ステージ上ではコミュニケーター(ジェイク談)としても大活躍のアナ、音楽面でのリーダー的存在ベイビーダディに、大きな声で明るく話す男性陣の中で唯一のストレート、パディ。3人が座る目の前のテーブル上は、あれやこれやのお菓子がどっさり。日本のお菓子は、外国人に受けがいいけど、どうやらシザーズも例外ではなさそうだ。「このチョコレート・マッシュルーム、かわいー! しかも、おいしー!!」と、きゃあきゃあ大騒ぎである。そこへ、ちゃちゃっと割り込んで、インタビュー開始!
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アナは日本語を勉強していたことがあるんですよね?
アナ:最初に日本語を勉強し始めたのはカレッジの頃なの。でも、遊んでばっかりの学生時代だったからちゃんと頭には入ってないかもね(笑)。卒業後、ニューヨークで日本人と一緒に仕事をしたこともあって教えてもらったりして、あとはこうして日本にやって来るようになったのをきっかけに、少しずつ言葉を覚えるようになったの。お客さんとも一緒に盛り上がれるようにね。日本語大好き! 日本の文化の大好き!!
さて、初めて出演したフジ・ロック・フェスティバルはいかがでしたか? シザーズはイギリスやアメリカのフェスにもたくさん出演していますけれど…。
アナ:私たちが出演した中で1番素敵なフェスだったと思うわ。お世辞じゃないからね。山が奇麗でゴージャスで…もう、マジカル・マウンテンって感じ! 信じられないような風景だった。ライヴも超楽しかったし。日本に来る前は、お客さんはもの静かでダンスなんかしないとまで言われたけど、全然そんなことなかったわ。手拍子も一緒にしてくれたし、お客さんの「楽しもう!」っていう意欲も伝わってきた。ほとんどがロック系のアクトの中で、私たちは数少ないダンス系だったから、それもよかったのかもしれないわね。
ベイビーダディ:アメージング!!!
パディ::あの徹底したリサイクル・システムは信じられないよね。地球に対するリスペクトには心から感服したよ。割り箸はこっち、ペットボトルはこっち、ペットボトルのふたはこっちで、ラベルはこっち(笑)。しかも、ゴミ係の人が笑顔で対応してるんだよ。見ただろ?(と、他ふたりに同意を求める) もすごいことだよ。彼らは、ゴミを集めることでハッピーになれるんだ! アメリカじゃ、ぜーったいに考えられない!! アメリカだけじゃないよ、他のどの国に行っても、フェスティバルって、地獄みたいな汚さだったりもするんだ。みんなフジ・ロックを見習うべきだね。
以前アメリカのフェスに行った時、会場にゴミ箱が少なかったことや、ボランティアがいなかったことを指摘されたフェスのスタッフが「ゴミを片付けることを仕事にしている人がいるんだから、その仕事を奪うことが得策とは思えない」と発言していたことがあって、驚いたんですよね。
アナ
アナ:ファニーで、情けない話ね。日本は、歴史が長い国だから、今あるものを大切にしながら未来に向けて保存していくという考え方ができるのよ。でもアメリカは若い国だから、何かを残そうという考えはあまりなくて、なんでも片っ端から捨ててしまうんだわ。
バンドとして、チャリティ活動にも積極的に関わっていきたいと考えていますか?
アナ:もちろんよ。去年は『ライヴ8』にも出演して素晴らしい経験をしたわ。すべての人が、自分の住んでいる地球を守るために責任を持つべきだし、私は両親からそう教わって大きくなったの。この地球をよりよい場所にするための努力を、惜しんではいけないと思う。だから私たちは環境保護のイヴェントにも参加するし、エイズ基金にも協力するし、そうした社会的な活動を行なうことも大切だと思ってる。バンドとしても、個人としてもね。ファッションや車のような楽しみだけじゃなくて、それ以外にも価値あるものが世の中にはあるんだってことをしっかり伝えて行きたいと思ってるの。
話は戻ってフジ・ロックですが、新曲「ときめきダンシン」でも超盛り上がりましたね。新曲なのに。あれだけ受けると、自信になったのではないですか?
アナ:ツアーに出る前にニューヨークでウォームアップをやった時の反応もすごくよかったのよ。お客さんをつかむという意味で、とてもいい曲なのね。アルバムはまだ発売されていないから反応が分からないけど、たとえ前作のように商業的な成功が収められなかったとしても、私たちとしては満足のいくものを作ることができたからいいの。意味あるセカンド・アルバムを作ることができたという自負がある。
ベイビーダディ:『スパイナル・タップ』(架空ロック・バンドの長年に渡る活動を描いたコメディ・フェイク・ドキュメンタリー映画)じゃないけど、ヒット曲はいつになったら演るんだ!ってビール瓶を投げられたりするようなシチュエーションが、世の中には多い中で、あの曲は全然そうじゃない。僕たちのセットの中でも、すでにガッと盛り上げ場面を作れるターニング・ポイントの曲になったよね。
アルバムを一通り聴いた印象だと、曲自体はシンプルになっているようにも感じられたのですが、ダークな曲があったり、スロウな曲があったり、ムードの幅が広がりましたよね。
ベイビーダディ:人によって受け止め方が違うアルバムだと思うし、だからこそ面白いんだと思うんだ。
アナ:こういうものを作ろうと決めて取り組んだわけじゃないの。色々な曲を書いてゆき、いいものをとっておき、悪いものを捨てて、1年ほどが経った時に残っていたものをまとめあげたの。前作は、パーティに行って楽しんで、というアルバムだったけど今回は違う。前作より親密度のあるアルバムだと思う。ひとりの人と時間を過ごす、あるいは自分ひとりで時間を過ごすというシチュエーションなのよ。ひとりの人間が築き上げている世界との関係、恋人との関係、向き合っている死というもの、そうしたことを描いたアルバムなの。
前回のツアー後、ひどい燃え尽き症候群に襲われたとも聞いていますが、そこから立ち直るきっかけ、モチベーションは何だったのですか?。
アナ:メディテイション(笑)。
ベイビーダディ:ツアーに出る前の普通の状態に、自分を戻してあげることが重要なんだ。
アナ:家で料理したり、庭をいじったり…。クリエイティヴィティは人にあげっぱなしじゃ大変。ツアーが終わったら、普通の生活に戻って、またエネルギーをチャージして、インスピレーションが沸いて来るのを待つようにするの。
Special Thanx to ZIPPER
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デビュー・アルバム『シザー・シスターズ/Scissor Sisters』
<CD>UICP9001
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セカンド・アルバム『ときめきダンシン/TA-DAH』
<CD>UICP-9012
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最新シングル「ときめきダンシン/I Don't Feel Like Dancin'」
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